2014年06月23日

Bing, Yahoo, Google Web API の商用利用

ネット大手3社の Web API をいろいろ調べていて、各社の API 戦略が立場によって若干違うと感じています。

Web API は、オープン、無料といいながら、デザイナやプログラマを利用して、インターネット上の勢力範囲を広げることが目的にあるはずです。囲い込んだホームページデザイナやプログラムの先の利用者/閲覧者を増やし、広告等を出すことで企業価値を高めようとする戦略なのでしょう。

Web API 利用をどんどん広めると、それを使って社内で利用しようという企業も出てきますが、そうした行為は商用利用にあたり、アクセス料等に応じて料金が設定されているようです。

広告という点で見れば、ブロガーにアフィリエイト広告を提供している Google が先頭を走っていて、そのため Web API も利用者が無料で見れる範囲ならば商用利用とみなさないような解釈がなされているようです。(ですが、この定義も時々変更されるようで、将来にわたって固定されているものではないのでしょう。)

Yahoo や Bing や、広告掲載は代理店に依頼するなど、Google ほどの仕組みではないように感じます。このためか、Web API は、無料といいつつ商用についてはお問い合わせしてくださいというような説明になっています。

一般のお客さんは、なんでもタダと認識してしまう人が多いので、商用だと有料になるという点を説明するのが大変です。ネット大手3社が無料で公開している部分はデモ的な位置づけなのかもしれませんね。成長している領域で勢力範囲を拡大しながら、商売に結び付けるタイミングを探っているのか、他社がやるからやらずにはいられないのか、ライバルの戦略と比較しながら手探りで進めているような時期なのかもしれません。

WebAPI については、これから数年先には、ある程度のコンセンサスができてきて、広告ビジネスと有料サービスビジネスの線引きが明確になってくるのかもしれませんが、それまではやってみてダメなら変更するという戦略で進めるのがいいのかもしれません。

posted by 開発G at 08:18| Comment(0) | TrackBack(0) | Web API